尾瀬に行くための服装・装備について
ここでは日帰りで尾瀬ヶ原に行くうえで必要な服装や装備について紹介しています。
基本的にはハイキングに近い形になりますが、押さえておきたいポイントもあります。
長袖・長ズボンは必須
特に夏の時期ですが、長袖の服を軽く羽織れるものがあると助かります。
理由は幾つかあり、その一つに「太陽の日差しが強い」ことが挙げられます。
標高の高い地域なので街中よりも日差しが強く、思った以上に日焼けしてしまい家に帰って痛い思いをすることがあります。
もう一つの点は「転倒の可能性」です。
例えば鳩待峠から尾瀬ヶ原の入口となる山ノ鼻はほとんどが下り坂で、石や木でできた段なので何かと滑ります。雨天やその翌日に路面が濡れていて転倒するかもしれません。
転んだ時に長袖の方が腕を保護するので万が一服の袖が破けても軽傷で済みますが、半袖だと腕を切る可能ですがあります。転倒対策としては滑り止めの付いた軍手が有効です。
どちらかと言うと、尾瀬ヶ原の木道よりも坂道の方が転倒する確立は高いです。
雨が降った際の装備
雨量にもよりますが、基本的にカッパは必要です。折りたたみ傘で対応する人もいますが、坂道では危険ですし、木道も傘を指しているとバランスを崩すことがあるのでおすすめしません。
小雨でも決行する程度であれば100均のカッパでも十分ですが、それなりの雨にも対応するのであれば、上下分かれている物の方が雨を気にせずに動けます。
日帰りで尾瀬ヶ原に行く程度であれば、さほど重装備でなくてもOKだと思います。
小物類
に関してはあまり必要ないと思います。コンパスなども必要ありませんし、ハイキング程度の装備で十分でしょう。ただし、雨が降ってもカメラが濡れないような工夫は必要です。ビニール袋やリュックサックカバーで対応しましょう。
虫さされ対策や日焼け止めは必要です。ここら辺は季節に応じて異なりますので割愛しますね。
トレッキングシューズは必須です
尾瀬ヶ原と言っても別に原っぱを歩くわけではなく、メインは山道と木道です。最低でも4〜5時間歩きますし足場の悪い箇所のあるのでヒールの高い靴などは絶対に止めましょうね。
できればトレッキングシューズがおすすめです。
歩き続けても疲れない程度で、なおかつ靴底が滑りにくいものが最善です。楽天を見ると色々な価格帯の物がありますが、おすすめは「高すぎず安すぎない」ものです。
登山ではないのでそこまで本格的なものは必要ありませんが、かと言ってあまり安すぎるものも歩いていて疲れるかもしれません。トレッキングシューズについては好みが分かれるところですが、一足持っておくと何かと便利です。
レビューが多い商品は安心して購入することができます。参考にどうぞ。