東京から高速バスを使って日帰りで尾瀬に行く方法
東京から高速バスを使って日帰りで尾瀬に行く方法を紹介しています。車で行くのと比較してメリット/デメリットがありますので自分に合った方法を見つけてください。
日帰りなら深夜発がベター
各旅行会社のサイトを調べてみると、新宿・池袋・川越などから高速バスが発着しているようです。尾瀬に向かう便には主に2種類あり、深夜発/朝出発便です。
朝というのは早朝ではなく7時台なので、到着時間と帰りのバスのことを考えると日帰りは難しいと思います。
それで行きの便は深夜発を選ぶのですが、大体夜の10〜11時台に出発して早朝の4〜6時ころ到着する便が多いです。
帰りの便は14時台が多いので、実質8時間程度滞在できる時間になります。
行き先に注意−大清水ではなく鳩待峠行きを選ぶ
尾瀬に行くバスは戸倉まで行ってから大清水・鳩待峠と2種類あります。
大清水まで行くと日帰りの目的地は尾瀬ヶ原ではなく尾瀬沼になります。尾瀬沼まで歩くと片道3時間かかりますし、尾瀬ヶ原のような展望はありませんので鳩待峠へ行くことをおすすめします。
もし鳩待峠まで行く便がなければ手前の「戸倉」で降ろしてもらい、地元で運行している戸倉−鳩待のシャトルバスに乗り換えて行くことができますので安心してください。
帰りの高速バスが「戸倉発」であれば、鳩待峠の入り口から戸倉まで戻る時間も計算に入れなければなりません。鳩待峠から戸倉に戻るバスが30分に一本程度出ていましたが、ここは十分に時間の余裕を持って行動されることをおすすめします。
高速バスを使うことのメリット・デメリット
メリット
自分で運転しなくても良い:都市部で生活していてあまり運転する機会が少ない方にとって大きなメリットだと思います。尾瀬歩きは結構体力を使うので正直疲れを感じます。
しかしバスならは移動時間は寝ることができるので体力を温存することもできますし、疲れによる事故を引き起こすリスクもありません。
人数によっては交通費が安くなる:もし1人で行くのであれば車で行くよりも安く上がります。高速バスだと往復で6〜7千円ですが、車で行くと練馬−沼田の高速代に加えてガソリン代や駐車場代がかかるので1人だだと割高になります。
デメリット
時間の制約がある:高速バスは時間通りに運行する反面、時間の制約があるので思う存分自由に楽しむのは難しいかもしれません。特に帰りのバスの時間は気にしなくてはならないので少し窮屈に感じる人もいるかもしれません。
自由が利かない:高速バスだと時間の制限に加えて行動の制限もあります。例えば「帰りに日帰り温泉に立ち寄りたい」と思ってもバスだと難しいです。その他コンビニやトイレに立ち寄ったり、途中で夕食を食べたりと色々したいことがあるかもしれませんね。
メリットとデメリットを比較検討して決めると良いと思います。
※高速バスのサービスに関しては特におすすめする会社はないので、ヤフーなどで『尾瀬 高速バス』と検索すると何社か出てきますので選ぶことができます。