尾瀬に行った帰りに立ち寄れる公共の温泉-利根・片品版

尾瀬に行った帰りに立ち寄れる公共の温泉−利根・片品版

車で尾瀬に行った帰りに温泉に立ち寄れるのも尾瀬の楽しみの一つです。
尾瀬から関越道の沼田ICまで行くまで、帰りがけに立ち寄れる温泉はかなり多くあります。

 

温泉

片品村では大清水・鳩待峠を降りた戸倉や、村中心部の鎌田周辺、120号を日光よりに上がった小川や丸沼周辺、平川周辺や国道64号沿いです。

 

私が行った中で特に好きだったのが「花咲の湯」です。

 

村役場方面から向かって平川の信号を右折して15分ほど走った所に位置している村営の温泉です。

 

花咲の湯−簡紹

 

村が観光を目的として運営しているだけあって施設はかなりきちんとしたものです。
都会から来る観光客にとっては「きれいで整っている」のも快適さを左右されるので大事だと思っています。

 

レストランや物産販売があるだけでなく、花咲の湯のおすすめポイントは小暮真望氏のギャラリーがあることです。(無料)

 

尾瀬を題材としたシルクスクリーンが展示されており、尾瀬の帰りに自然の豊かさをもう一度味わうことができます。実は私も小暮氏にお会いして食事を共にした(ご馳走していただいたw)のですが、過去に写真で見た芸術家の真剣さとは意外と違って、気のいいおじさんという感じでした。

 

駐車場も広く、週中であればシーズンでも安心して行くことができます。日替わりで露天風呂もあったりと、片品村全体の中では特におすすめの温泉です。

 

まずは花咲の湯に行ってから各温泉を周ってみることをおすすめします。

 

利根町のおすすめはしゃくなげの湯

尾瀬と隣接している地域は片品村と沼田市の利根町(旧利根村)です。
周辺は峠に囲まれているので、大抵この2町村で一つの地域とみなしていました。

 

利根町は市町村合併の関係で沼田市に併合されてしまっただけで(元々利根村は財政が潤っていた村でした)地勢的には現在も村のような役割を果たしています。

 

町内に老神温泉という地域があり、現在も旅館街があります。こちらの温泉は日帰り温泉を除いて若干高い印象があります。私が特におすすめしたいのが市が運営しているしゃくなげの湯です。

 

しゃくなげの湯

以前から住んでいた知人の話によると、元々南郷(所在地)には温泉が湧き出ていたようです。

 

村の人が来ては自由に温泉に入っていたようですが、後にしっかりとした温泉施設ができたという話があります。

 

こちらも花咲くの湯と同様に施設が整っていて全体的に新しく清潔だったので私も好んで来ていました。

 

おすすめポイントは100%掛け流しの湯であることです。男女共に露天風呂があったり、石風呂・檜風呂(交代)に入ることができます。個人的に好きだったのが檜風呂でしたが、旅の疲れを十分に取ってくれることでしょう。

 

レストランや休憩場所もありますし、離れには物産展もあります。ここでは地域の農家さんや個人的に野菜を作っている方が直接野菜や地元の物産を卸しに来てくれるのでバラエティ豊かです。春先には山菜も売っているので好きな方は必ずチェックしてみましょう。

 

まずはこの2つの温泉に行ってみることをおすすめします

 

利根片品には本当にたくさんの温泉が存在しますが、ビギナーの方は最初に上記の2つの温泉に行ってみることをおすすめします。(清潔ですし、公営なのでそこそこ安い)

 

その後に好みに応じて色々な温泉に入ってみると良いでしょう。